東京電力の今後の株価は?
映画制作やテーマパークを展開する、アメリカの総合エンターテイメント企業「Walt Disney(ウォルトディズニー)」。
ミッキーマウスや東京ディズニーランドは、誰しも知っていますよね。
そんなウォルトディズニーですが、2024年7月時点で、株価はピークの半値ほどに低迷。
前任のボブ・アイガー氏がCEOに復帰し、立て直しを図っています。
世界的企業のウォルトディズニーの今後の株価はどうなるのでしょうか。
ウォルトディズニー今後の株価を考えるためのヒントとなる注目トピック3選をご紹介します
実は、ディズニーはミッキーだけじゃない!
多様な成長事業があるよ
ウォルトディズニーの今後の株価
注目トピック3選
ディズニーの注目トピック①
既存の注力事業の復活
ディズニーと言えば、ミッキーマウスを思い浮かべますが、実はそれだけではありません。
制作会社の買収を繰り返すことで、私たちが普段目にする映画やアニメの多くがディズニー作品です。
下記は、ウォルトディズニーが手掛けるスタジオと代表作品の一覧です。
スタジオ名 | 概要 | 代表作 |
---|---|---|
Walt Disney Animation Studios | アニメ制作 | ミッキーマウス、くまのプーさん、アナと雪の女王 |
Pixar Animation Studios | アニメ制作 | トイストーリー、ファインディングニモ、モンスターズインク |
Lucas Film | 映画制作 | スターウォーズ、ジェラシックパーク、バックトゥーザフューチャー |
20th Century Studios | 映画制作 | アバター、タイタニック、ボヘミアンラブソティ |
Marvel Studios | 映画制作 | スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、アベンジャーズ |
Search Light Pictures | 映画制作 | シェイプ・オブ・ウォーター、スリー・ビルボード、ギフテッド |
スターウォーズやアバターもディズニーなんです!
このような強固なコンテンツを活用したテーマパーク・物販ビジネスが、旧来からのウォルトディズニーの強みです。
テーマパーク・物販ビジネスは、コロナ禍で大打撃を受けていましたが、直近のFY23 1Q決算では、コロナ前を上回る水準まで売上が回復・成長しました。
特に、これらのコンテンツは、利益率に大きく貢献しています。
ディズニー独自のコンテンツが強気の価格設定に反映され、FY23 1Qは高い営業利益率(27%)を実現しています。
テーマパーク・物販ビジネスの回復は、今後の株価を考える上で、明るいニュースと言えるでしょう。
ディズニーの注目トピック②
高成長のサブスク型動画配信サービス
ディズニーの今後の株価・業績を左右するのは、急激な成長を遂げているサブスク型動画配信サービスです。
現在はディズニーは、下記3つの動画配信サービスを展開しています。
- Disney Plus
- ESPN Plus
- Hulu
動画配信サービス代表「Netflix」と比較した、ユーザー数の伸びは下記の通りです。
DisneyPlusのユーザー数は、首位のNetflixを猛追しています。
また、ディズニー全体で見ると、2023 1Q時点で2億3470万人とNetflixをわずかに上回っています。
それぞれのサービスの現状と将来性を見ていきましょう。
「Disney Plus」は、ディズニーが最も注力しているサブスク型動画配信サービスです。
Disney Plusの強みは、何と言ってもコンテンツ力。
世界最高峰のスタジオを複数有することで、自社内で作成した質の高いコンテンツを、独占的に配信することができます。
ディズニーのコンテンツ力は、他社にはマネできないものがあります!
米国でのサービス開始は2019年11月と後発ですが、上記の強みを活かし怒涛の勢いでユーザー数を伸ばしています。
Disney Plusは、2022年末時点で約130の国・地域に拡大したばかりです。
(一方で、Netflixは2016年で世界190の国・地域に展開済)
まだまだユーザ拡大の余地があり、2025年のユーザ数目標は2億1500千人〜2億4500千人とされています。
Netflixは2023年 1Q時点で2億3100人なので、今後の成長率によっては王座逆転のシナリオもあり得るほどです。
一方ビジネスという面だと、ユーザー獲得に向けた先行投資(動画制作費や広告費)がかさみ、未だ赤字の状態です。
一部の株主からは、Disney Plusへの投資縮小を求める声が上がるなど、直近の株価低迷の要因の一つになっています。
復帰したボブアイガーCEOは、2024年度にはDisney Plusの黒字化を果たすと公言。
有言実行で収益化を果たせるのか、その動向に注目が集まっています。
余談ですが、2022年9月の調査によると、Disney Plusは成長市場であるインドでマーケットシェアNo.1に輝いています。
巨大な人口を抱える成長市場での躍進は、今後の成長性に大きな期待を持たせます。
なお、インドでは現地企業を買収する形で「Disney+ Hot Star」のブランドで展開しています。
「ESPN Plus」は、1979年から続くアメリカ有数のスポーツ専門メディアです。
野球、アメフト等々の人気スポーツについて、試合のライブ配信や番組制作を行なっています。
1996年にウォルトディズニーに買収され、傘下に入りました。
従来はケーブルテレビなどで配信をしていましたが、近年サブスク型サービス「ESPN Plus」に注力しています。
Disney Plusとのセット割引もあり、娯楽とスポーツをどちらも楽しめるのは、ディズニーならではの魅力です。
「Hulu」はディズニーと現在のコムキャストの合弁でスタートしたサブスク型動画配信サービスです。
2008年に米国でサービス開始、日本でのサービス開始は2011年と、3つの動画配信サービスの中で最も歴史があります。
特に、日本ではHuluに馴染みのある方は多いのではないでしょうか(私も利用していました)。
ただ、実は米国外への展開は事業としてうまくいかず、2023年現在でHuluが提供されているのは米国と日本だけ。
かつ、実は日本事業からも2014年に実質撤退しており、現在は日本テレビが運営しています。
一時代を築いたHuluですが、ディズニーとしてはDisney Plusに一本化したい意向で、今後数年以内のブランド統合が発表されています。
ディズニーの注目トピック③
待望の配当復活
ディズニーは連続増配を続ける配当銘柄として人気でしたが、コロナショック後にいち早く配当を停止。
その後も2023年3月現在まで、配当復活に至っていません。
実はこれも、株価低迷の一つの要因です。
しかし、2023年2月に、ボブアイガーCEOは2023年末までの配当復活を公言しました。
ディズニーのような老舗銘柄には安定配当を期待する株主が多く、今後の株価には明るい材料です。
また、あくまで一般論ですが、業績の黒字化や配当復活は株価が上昇するイベントとなりやすいです。
そういったイベントが出る可能性が高いのも、ディズニー株の今後を考える一つのヒントになりそうです。
【2024/7追記】
公言通り、2024年から配当が復活しています。
配当株投資の方々からすると、待望の復活となりますね。
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米国株の情報収集 無料アプリ・サービス5選!【2024年最新】日本語/リアルタイムで有料級の情報が手に入るウォルトディズニーの今後の株価
まとめ
本記事では、Walt Disneyの注目トピック3選をまとめました。
ディズニーはミッキーだけでなく、多様な成長事業があり、今後の株価にも目が離せません。
この内容を参考に、ディズニーの今後の株価を考えてみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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