米国株の取引手数料が安い証券会社はどこ?
2023年は大幅な上昇を見せた米国株。
増え続ける人口や強固な経済をベースに、米国株はコロナ後も右肩上がりの成長を続けています。
日本でも米国株に投資する人が増えました。
一方、海外株なので、日本株に比べて投資する際にかかる手数料が高い傾向にあります。
米国株投資の数少ないデメリットと言えます。
中には、儲かっているように見えても結構な手数料がかかってしまっていたというパターンも。
手数料をなるべく抑えて効率的に米国株に投資したいものですよね…!
直近の米国株投資の盛り上がりを背景に、お得に便利に米国株を取引できる証券会社が増えています。
米国株投資歴8年の筆者が、お得&便利に米国株に投資できる証券会社をまとめました。
(2024/1現在)
なお、米国株投資の強さの秘訣は、
- アメリカ国内の人口増
- 世界展開している企業が多い
- 世界の投資家が注目している
の主に3つと考えます。
米国株投資の魅力は下記にまとめています。
米国株の手数料が安い証券会社5選:
米国株取引と手数料
米国株取引にかかる手数料
まずは、米国株取引でかかる手数料についておさらいです。
米国株取引で必要な手数料は下記の2つです。
- 取引手数料
- 為替手数料
米国株を売買する際にかかる手数料です。
通常、取引金額に対して一定の手数料がかかる仕組みとなっています。
ネット証券だと0.495%(税込)が標準的。
例えば、株を30万円分買ったとすると、
「30万円」 × 「0.495%」 = 『1,485円』
の手数料がかかります。
米国株を売買するには、手元の日本円を米国ドルに両替する必要があります。
その際の手数料もかかります。(平たく言えば両替手数料です)。
通常、1ドルあたり◯円という手数料がかかる仕組みとなっています。
ネット証券だと1ドルあたり25銭が標準的。
例えば、日本円を100ドルに両替したとすると、
「100」 × 「25銭」 = 『25円』
の手数料がかかります。
手数料が安い証券会社で投資するメリット
ネット証券の普及により、手数料は一昔前に比べて格段に安くなっています。
しかし手数料は、両替や取引の度にかかるコストのため、長い目で見るとチリツモで莫大なものになります。
手数料を甘く見ずに、真剣に比較検討をすべきです。
反対に、手数料が極力安い証券会社を選ぶことで、下記のようなメリットを享受することができます。
- 積極的な取引が可能
手数料が低いことで、手持ち資金をより効率的に使うことができます。
少ないコストで多くの取引が可能になり、投資スキルを身に付けるための実践の機会が増えます。 - 効率的な資本活用
投資初心者は通常、少額から投資を始めることが多いです。
手数料によるコスト負担を軽減することで、限りある資金の中でより多くの資金を実際の投資に向けることができます。 - 長期的なコスト削減
長期にわたり低手数料で取引を行うことで、中長期的に大きな節約となり、リターンの増加に直結します。
投資初心者ほど嬉しいメリットです!
米国株の手数料が安い証券会社TOP5
米国株の手数料が安い証券会社を、TOP5までランキング形式でまとめました。
ネット証券の標準的な手数料(取引手数料:0.495%、為替手数料:25銭)に対して、お得に取引できる証券会社です。
米国株の手数料が安い証券会社
1位:DMM株
第1位はDMM株です。
DMMは2019年から米国株の取引手数料を無料にしている、パイオニアです。
現在も、定常的に手数料無料の唯一の証券会社です。
取引手数料無料はDMM株だけです!
サービス名 | DMM株 |
運営企業 | 株式会社DMM.com証券 |
米国株手数料 | 0円 |
為替手数料 | 25銭 |
取扱銘柄数 | 2,411銘柄 |
おすすめ ポイント | ・米国株手数料が無料 取引手数料が定常的にゼロ円なのはDMM株だけ! ・米国株情報が無料で手に入る DMM株では投資判断に役立つ情報が無料で手に入ります。 具体的には、バロンズダイジェスト・株式新聞・みんかぶといった有料の専門媒体が、DMM株に口座開設すると無料で閲覧できます。 米国株投資家のための証券会社であるDMM株ならではの手厚いサポートです。 ・25歳以下は日本株の手数料も無料 25歳以下であれば米国株だけでなく、日本株の取引手数料も無料です。 日本株の取引も検討している若年層の方は、検討してみてはいかがでしょうか。 |
強いてデメリットを挙げるとすれば、今回紹介する証券会社の中で、取扱銘柄数が最も少ない点です。
自分が投資したい銘柄が揃っているかは、事前に確認しておくと良いでしょう。
とはいえ、初中級者の米国株投資家が取引するメジャーな銘柄は一通り揃っていますので、その点はご安心ください。
取引銘柄リストや口座開設などの詳細情報は下記リンクから確認できます。
最短“即日”取引可能!
また、DMM株についてもっと知りたい方は、下記にまとめているのでご覧ください。
米国株の手数料が安い証券会社
2位:moomoo証券
第2位はmoomoo(ムームー)証券です。
世界で2,100万人以上が利用する、米シリコンバレー発の最先端スマホ証券。
最安級の手数料・充実の取引銘柄数・情報収集機能の三拍子揃ったまさに米国株投資家のための証券会社です。
私も実際に使っています!
特に情報収集機能がすごいんです…!
サービス名 | moomoo証券 |
運営企業 | moomoo証券株式会社 |
米国株手数料 | 0.088%(税込) |
為替手数料 | 0円 |
取扱銘柄数 | 7,000銘柄以上 |
おすすめ ポイント | ・最安級の取引手数料 取引手数料0.088%(税込)は、DMM株に次いで業界最安級。 為替手数料は無料、かつ米国株投資家をサポートする豊富な機能があるので、トータルのコスパはNo.1と言えます。 ・投資判断に役立つ充実の銘柄分析機能 moomoo証券の特徴は、圧倒的な情報収集機能です。 米国現地ニュースを24時間リアルタイム配信、大口投資家の売買動向の可視化、著名投資家の相場解説など、日系証券にはない豊富な機能があります。 分析機能は、口座開設をせずとも、アプリダウンロードのみで利用可能です! ・7,000銘柄以上に24h投資可能 取引可能銘柄数はなんと7,000以上。 また、24時間リアルタイム取引が可能。 あなたの投資したい銘柄に、あなたのタイミングで投資できます。 |
moomoo証券は金融庁の認可を得ており、親会社は米国NASDAQ市場に上場しています。
世界最先端の米国株取引プラットフォームであり、安心して利用できる証券会社です。
今なら口座開設から2ヶ月間は手数料無料の特別キャンーペーン中!
もっと知りたい方は!
私たちが実際に利用して分かったmoomoo証券のメリットは下記にまとめています。
moomoo証券の評判は?実際に使って分かった米国株初心者に嬉しい8つの機能|安く賢く投資をするならmoomoo証券米国株の手数料が安い証券会社
3位:ウィブル証券
第3位はウィブル証券です。
moomoo証券と同様、業界最安級の手数料や、豊富な情報収集機能が特徴の米国発投資アプリです。
ウィブル証券は1株未満から取引可能なので、少額からコツコツ取引したい方にも嬉しい証券会社です。
まずは少額から始めたいという方にオススメです!
サービス名 | ウィブル証券 |
運営企業 | webull証券株式会社 |
米国株手数料 | 0.22%(税込) |
為替手数料 | 15銭 |
取扱銘柄数 | 7,000銘柄以上 |
おすすめ ポイント | ・業界最安級のお得な取引手数料 手数料は取引金額の0.22%(税込)。 大手ネット証券の多くが 0.495%(税込)を採用しているのに比べ、半額以下のお得な手数料です。 ・豊富な銘柄分析機能 銘柄やトレンドの分析、現地ニュースの配信など、投資判断をするためのデータソースが豊富です。 機能自体はmoomoo証券と似ているので、画面の好みを見比べて判断すると良いかもしれません。 ・少額から取引可能 ウィブル証券の特徴の一つが、1株未満から金額指定で取引ができることです。 業界最安級の手数料然り、資金に限りがある初心者に嬉しい機能です。 |
銘柄分析機能は口座開設をせずとも、アプリダウンロードのみで可能です。
今なら口座開設から3ヶ月間は取引手数料無料のキャンペーン中!
もっと知りたい方は!
また、ウィブル証券の機能やおすすめポイントなどについては下記にまとめています。
Webull(ウィブル)証券の評判は?業界最安級の手数料で少額から取引できる|初心者にオススメの米国発の最先端スマホ証券米国株の手数料が安い証券会社
4位:サクソバンク証券
第4位はサクソバンク証券です。
デンマークのコペンハーゲンに本社を持つ、欧州を起点とした金融機関です。
最安級の手数料に加え、機関投資家並に充実した取引ツールや、FXなど幅広い取引ができる点が特徴です。
米国株以外の外国株にも興味がある方は、サクソバンク証券がオススメです!
サービス名 | サクソバンク証券 |
運営企業 | サクソバンク証券株式会社 |
米国株手数料 | 0.33%(税込) |
為替手数料 | 25銭 |
取扱銘柄数 | 11,000銘柄以上 |
おすすめ ポイント | ・業界最安級のお得な取引手数料 手数料は取引金額の0.33%(税込)。 また、サクソバンク証券では米国だけでなく、欧州や中国など11,000に及ぶ幅広い銘柄に最安級の手数料で取引ができます。 ・充実の取引ツール サクソバンク証券は、欧州で120以上の機関投資家に取引プラットフォーム提供しています。 プロ向けで培ったノウハウを活かし、個人投資家向けにも欧州発の先進的な取引ツールを提供します。 ・多様な金融取引をまるっと実現 証券口座を一つ開設するだけでFXやCFD、オプション取引など幅広い金融取引が可能になります。 米国株投資だけでなく、幅広い手段で資産形成をしたい方にオススメです。 |
サクソバンク証券は世界170カ国で80万人を超える人々にサービスを提供している、実績十分の証券会社です。
日本でも金融庁認可のもと、10年以上に渡りサービスを提供しています。
口座開設や詳細は下記から確認してみてください。
もっと知りたい方は!
米国株の手数料が安い証券会社
5位:松井証券
第5位は、松井証券。
1931年創業の老舗の日系証券会社です。
特に、若年層や投資初心者向けのサービスに力を入れています。
安心のサポート体制なので、若い世代で米国株に限らずこれから投資を始める方は要チェックです!
サービス名 | 松井証券 |
運営企業 | 松井証券 |
米国株手数料 | 0.495%(税込) |
為替手数料 | 0円 |
取扱銘柄数 | 3,600銘柄以上 |
おすすめ ポイント | ・為替手数料が無料 手数料は0.495%(税込)とネット証券としては標準的ですが、為替手数料が無料です。 日系ネット証券の安心感がありつつ、お得に米国株を取引できます。 ・25歳以下は日本株の取引手数料が無料 25歳以下なら手数料を気にせず日本株取引ができます。 米国株に限らず投資をしたい若年層には特にオススメです。 ・安心のサポート体制 松井証券の電話、チャットでのサポート体制は複数d受賞歴があり、業界の中でも特に高品質です。 株取引が初めての方でも安心です。 また、米国株への問い合わせは24時まで受け付けているので、必要な時にアクセスできます。 |
日系老舗証券の安心感もありつつ、米国株や日本株をお得に取引できるのが松井証券です。
また、投資情報を分かりやすく発信する動画メディア「マネーサテライト」など、投資教育も充実。
これから投資を始める方には、ぜひ検討いただきたいです。
もっと知りたい方は!
米国株の手数料が安い証券会社:
まとめ
今回は、米国株の手数料が安い証券会社TOP5をまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。